クリニックにおける社会保険・労働保険｜クリニック開業・医院開業

2022/11/22

市町村国民健康保険組合、医師国民健康保険組合、協会けんぽと国民年金保険、厚生年金保険の中で複数組み合わせがあり、下記の通りの組み合わせで加入が出来ます。

クリニックの経営や方針を踏まえ、下記一覧表をご参照頂きご判断ください。

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	健康保険名	年金保険名	労災保険	雇用保険	備考
院長先生	市町村国民健康保険組合	国民年金保険	×※1	×	収入により異なる
院長先生	医師国民健康保険組合	国民年金保険	×※1	×	定額
従業員	市町村国民健康保険組合	国民年金保険	〇	〇	ー
	医師国民健康保険組合	国民年金保険	〇	〇	ー
	医師国民健康保険組合	厚生年金保険 (任意加入)	〇	〇	厚生年金加入は任意
	協会けんぽ（任意加入）	厚生年金保険	〇	〇	協会けんぽ加入は任意

※1 院長先生が労災保険加入を希望される場合、事務組合に特別加入が必要です。（入会金、年会費、特別加入料要）
※2 市町村国保、医師国保、協会けんぽ（任意加入申請要）をお選びいただけます。

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	健康保険名	年金保険名	労災保険	雇用保険	備考
院長先生	医師国民健康保険組合	国民年金保険	×^※1	×	ー
従業員	医師国民健康保険組合	厚生年金保険	〇	〇	ー
従業員	協会けんぽ	厚生年金保険	〇	〇	ー

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	健康保険名	年金保険名	労災保険	雇用保険	備考
院長先生	医師国民健康保険組合	厚生年金保険	×※1	×	ー
院長先生	協会けんぽ	厚生年金保険	×※1	×	ー
従業員	医師国民健康保険組合	厚生年金保険	〇	〇	ー
従業員	協会けんぽ	厚生年金保険	〇	〇	ー

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	協会けんぽ	医師国保組合
保険料負担	事業主は従業員が同額を負担 ※事業主の負担が大きい	国保のため全額、本人負担 ※事業主負担がない
保険料	給与総額に応じた等級・保険料 ※給与が低い従業員に有利 ※給与が高い医師に不利	1種・２種・家族毎に定額 ※給与が高い医師に有利 ※給与が低い従業員に不利
扶養家族の加入	扶養者は無償（収入130万未満）	加入家族全員の保険料が必要
自家診療の保険請求	可	不可
その他	従業員へは福利厚生制度があり手厚い（傷病手当金、出産手当金制度、出産・育児休暇中の保険料免除制度あり）協会けんぽは厚生年金とのセット加入が必須となる。協会けんぽのみ加入はNG 事業主の社会保険料の負担は大きい	県単位の医師国保は独自運営のため、運営制度・保険料が全く違う事業主の従業員社会保険料の負担がない従業員の定額保険料が高め従業員への福利厚生の制度はほぼない（出産手当金、産休・育休中の免除の制度なし） ★同一世帯内で市町村国険加入者がいる場合、医師国保へ移行が必要。または住民票の世帯分離行っていただく事になる。

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R4年度、東京都の場合

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注意：: 上記は東京都の試算となっております。
千葉県、埼玉県、神奈川県の各医師国保により保険料は異なります。
協会けんぽも県ごとに保険料は異なります。

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