Case Study Interview Questions
PKD腎臓内科クリニック
院長 望月 俊雄先生
(東京都中央区 / 腎臓内科)
開業について
先生が開業しようと思われた
きっかけは何でしょうか?
あと5年で定年と考えた時に、自分が診ている患者さんと離れたくなかったからでしょうか。年上の患者さんもいますが、子離れできない親のようなものなのかもしれません。
また十分な時間をかけて診療したいという気持ちもありました。
先生が開業に向けてこだわった
部分はどこでしたか?
腎臓病を専門とする診療科であることを患者さんに認識していただくことでした。
そのために「腎臓内科」だけを標榜することとし、ホームページを充実させることに尽力しました。
開業にあたっての
不安はありましたか?
どんな不安がありましたか。
不安はありました。
透析施設など腎臓内科を標榜するクリニックは多いですが、腎臓内科を単独で標榜するクリニックは全国的にもないと思います。クリニックとしてやっていけるかどうかという不安は今でもあります。
開業して一番良かったことは
何ですか?
私が大学病院で診ていた多くの患者さんが来院してくださり、診療を続けられていることです。
また腎臓が心配で来院してくださった患者さんに、その不安を少しでも和らげることができていることも良かったところです。
物件について
この場所で開業を決めた
理由は何ですか?
私が診ている患者さんは、難病の方も多くいらっしゃいます。専門医が少ないので、遠くの方でも来院しやすいように、東京駅の近くがいいと考えていました。
また、気持ちよく通院していただくために周辺の環境も考えました。繁華街ではなく、落ち着いた雰囲気のある、この場所を選びました。
実際に開業してみて、
今どうでしょうか?
地下鉄/JRの4駅が徒歩数分で利用できることもあり、都内ならびに近隣県各地から来院していただいています。遠方から新幹線を使ってきていただいている患者さんもいます。
オフィス街でもあるので、健診で腎臓病が疑われた方も来られています。
開業後
これから開業される先生へ
メッセージをお願いします。
分野によって違いがあるかもしれませんが、最初から完璧を目指さないほうがいいと思います。スタッフ、機器、物品なども含めて、開業時は必要最低限にして、その後必要性に応じて揃えていくのがいいのではないかと思います。
また、ホームページはとても重要だと思います。
最後に、先生の今後の目標を
教えてください。
元々、多くの方が通院される診療科ではないのですが、お付き合いが長い患者さんが多くいらっしゃいます。また専門診療を求めて来院される患者さんもいます。それにお応えできるように、一人一人の患者さんを大切に診療を行ない、来院してよかったと思っていただけるようなクリニックにしていきたいと考えています。
グランデュールについて
グランデュールに
ご相談いただいたのは
どういった経緯で?
知り合いがグランデュールさんの支援で開業していたことから相談させていただきました。
グランデュールのコンサルタントの
仕事ぶりはいかがでしたか?
単一標榜診療科という特殊な開業形態だったと思いますが、半年の準備期間でさまざまなことをスムーズに進めていただきました。物件探し、銀行・リースの手配、内装(レイアウト修正・トイレ増設など)、看板・パンフレットなどの作成、電子カルテの選定を含めた電子機器、机や椅子の選定、スタッフ採用まで、私が納得するまで一緒に追及していただきました。
各種届出の手続き、保健所、消防関係などの事務手続きも手際よく導いていただきました。
ホームページ作成の際には、私が作成した原稿をきれいなレイアウトにしていただき、さらにイラスト・図表を程よく整えていただきました。
グランデュールに開業、経営の
バックアップを頼んで
助かったこと、良かったことは
ありますか?
開業後も、いつでもどんなことでも相談にのっていただけています。税理士さんや社労士さん、業者の方との連携をしてくださるので、とても助かります。困った時は最初に担当者さんに相談することにしています。おかげさまで、自分たちの診療に専念できています。